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お菓子屋A-miu日々のこと

飛騨の山の中で、子育てしながらお菓子を焼く日々。
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Summertime Blues
昨日、友人が「大丈夫?」と電話をくれました。
少し話をして、「5/2の清志郎の命日ライブ行ってくるよ」と言っていました。

ハンガリーに住む友人が「サマータイムブルースやラブミーテンダーがずっと頭にめぐっているのよ。」とメールに書いていました。

そうだよね。清志郎、「37基も建っているーーー」って歌ってたよね。それが20年経った今、54基・・・・。
カヴァーズで清志郎が「原子力発電所」を歌ったのが1988年。

その一年後の夏休み、私は友人4人で、ポンコツ車1台とバイク2台で福井に遊びに行った。順番に運転しながら(一人は助手席で休憩できる)東京から下道の旅。私はバイクの運転に自信がなかったし、私の持ち物ではなかったので、ほとんどは車に乗っていた。
ポンコツ車のカセットデッキで、そういえば、ずっとカヴァーズが流れてた。
サマータイムブルースを聴きながら、原子力発電所って何?と疑問にも思わず、ただ聞き流していた。
さっき、ふと思い出した夏休みの越前海岸。
目と鼻の先に美浜原発が存在する越前海岸で、サマータイムブルースを聞き流していた私・・・・。

そういえば、いとこのYちゃんどうしてるだろう?とYちゃんのブログを覗いたら、サマータイムブルースが貼付けてあった。
みんなの心の中で流れてるんだなー。でもラジオからは流れてこないね。

今、福島の現場で活動してくださっている方々に、心から感謝します。福島で懸命に放射能の広がりを食い止めようとがんばって下さっている方々にも家族があることを思うと、胸が痛くなります。今、ラジオからサマータイムブルースが流れてこないのは、その方々への配慮なのかな。でも、今だからみんなで聴いて、考えたいです。


1ヶ月くらい前に「祝の島」の上映会があって、25年もの間、上関原発の反対をしている島の人々の姿を観ました。
そこで、島のおじいさん(名前を忘れました)が「今の時代は身の丈以上の生活なんじゃないか」というようなことをおっしゃっていたのが、印象的でした。便利で快適で、それを当たり前だと思う生活です。
これから建設予定の原子力発電所はどうなっていくでしょうか?ドイツの反原発デモが25万人って・・・・。意識の高さが数字になって表れていますね。日本だって、これ以上増やさないことはできるはず!と願います。

節電。もう春だし・・・と思って、昨晩は水道の電熱線のブレーカーを落としました。そうしたら、朝・・・水道の蛇口をひねっても水が・・・出ません・・・。あ。やばい・・・。凍ってしまった・・・。
まだまだ冷え込み厳しい飛騨です。(ちゃんと、すぐにお水は出て来てくれました)

昨日は静岡の浜岡原発の停止願いの署名を少しだけ集めに回りました。
少しずつ、知って考えていきたいです。

追記:「祝の島」の映画で私が印象に残ったと書いた「身の丈・・・」のお話、監督のはなぶさあやさんのブログに書かれているのをみつけました。
「一日の暮らし」。このお話のように、一日の生活を大切にしながら、これからを進めて行きたいと強く思います。









Posted by amu
感じたこと / 15:28 / comments(12) / -
心の流れ
 昨日、青、motif、Herbsに納品致しました。
まだ気持ちと身体が軽やかではありませんが、少しずつ力が通い出しました。
ほっと一息、お茶の時間にA−miuのクッキーをお召し上がり頂けると嬉しいです。

色んなことを考えています。
きっと、みなさんもいっぱい色んなことを思ってお考えのことと思います。
氾濫する情報の中で、自分の心に響くもの、納得出来るものを汲み取って、進みたい道のイメージが出来る言葉を拾って、静かに自分の真ん中に見えて来た道筋に寄り添って行きたいと思います。

気持ちがこんがらがっていましたが、ぐちゃぐちゃをほどくように、命(家族)のこと、募金のこと、エネルギーのこれから、を筋立てて考えてみようと思いました。


<命のこと>
地震が起こる4日前、仙台に住む妹のところの甥っ子の手術がありました。生まれつき、心臓と肺がスムーズに機能できず、長時間の大きな手術でした。その後、補助器が外せないまま、地震が起きてしまいました。そして、地震が起こってから1週間後に甥っ子は天国に旅立ちました。
甥っ子は短い人生に、大きな手術、大きな地震と大変な試練を受けましたが、私は彼に大きなパワーをもらいました。とても愛らしく、とても力強く、生きる力を感じさせてくれました。
妹夫婦の哀しみの深さを思うと、言葉もありません。
そして、この地震で、想像もつかない程多くの方々が同じように家族や家を失った深い哀しみを負っているのかと思うと、胸がしめつけらる思いです。
私はただ祈ることしかできません。穏やかな風をを感じることができる日が一日も早く来ますように、祈ります。


<募金のこと>
募金のあり方もたくさんありますね。
私は誰よりも、妹に募金したいと思いました。それから、妹と同じように、被災しながら尚、重病を負った子供達、そのご家族に募金したいと思いました。
医療的な観点からだとジャパンハートという医療ボランティアの活動をされている団体を知りました。子供という観点からはユニセフもありますね。
地区や、学校で集めた募金は日本赤十字や新聞社に送って下さるようです。
募金の行き先のことが書かれてあるページを見て、色んな直接的な募金の仕方があるのだと知りました。
私が大学時代に所属していた焼き物のサークルの友人の二人が今回被災して、作品や工房の被害があり、仲間でお見舞金を出そう、という声がかかりました。これも個人的な募金です。


「命のこと」と「募金のこと」をつなげて
A−miuとしては、たくさんのことは出来ないし、個人的な募金を公表することもないのかな、と思っていたのですが、昨日、納品に伺ったHerbsのKさんとお話して、自分の思いを告げて、思いをつなげて行くこともよいのかもしれないと思い、今日のブログを書いています。
A−miuとして、募金活動をしたいと思います。「今」という即効性も大切ですが、被災された方々を思うと、ゆっくりと寄り添って行く募金のあり方もあるように感じています。
妹に「A−miuとして募金をしたい」と言うと、「私より大変な思いをしている人がたくさんいるから、そのお金を、被災当事者として出来ることを周りの方につなげたい。」と言いました。
これから時々、募金用のお菓子販売をしたいと思います。どれくらい出来るかはわかりません。甥っ子にもらった力を思い出しながら、ぼちぼち続けて行けたらいいなと思っています。
その時は、皆様、どうぞよろしくお願いします。


<エネルギーのこと>
これは、もう、みなさんたくさんさくさんお考えだと思います。
2年ちょっと前に参加したイベントで初めて原発のことを身近に知ってから、考えてはいたけれど、不安は感じてはいたけれど、こんなことだって起こる可能性は知っているつもりだったけれど・・・。
これから先を考えると、「脱原発」を願い、それに向けての姿勢を示すべき時なのだと感じています。
ものごとには表裏があり、さまざまな意見があると思いますが、私は単純に「家族が被ばくするなんて嫌です。」そこが原点です。
田中優×小林武史緊急会議はわかりやすくて、シンプルに前向きに「原発イヤ!」と言えるような気がしました。
マイナスなことだけ考えるのはつまらないです。今日見たページは新しいエネルギーのあり方にワクワクしました。

たくさん思いはありますが、こんがらがって弱った気持ちを、少しずつ動かして行きたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。











Posted by amu
感じたこと / 15:42 / comments(2) / -
大切なこと
 311の地震が起こってから10日が経ちました。
被災された方々にとっては、どれ程の時間感覚でしょう。
長く感じられたり、あっという間に感じられたり・・・・。辛く痛い思いをされた方々がたくさんたくさんいらっしゃるのですね。
その間、被害に遭わなかった方々の中でも、被災地に救援に行かれた方もいらしたし、募金活動を始めた方も、計画停電で停電を体験してる方も。気持ちが弱ってしまっている方もたくさんいらっしゃると思います。

ここ、飛騨では震災の影響はそれ程感じられず、静かに日常が過ぎています。
私は、この10日間、ただ、祈りながら日常生活をしていました。
地震が起こった日の午前中にお店に納品を済ませ、それ以後、仕事もずっと休んでいました。
溜まっていた古布や着古したTシャツ等をはさみで切ってウエスにしたり、そのウエスでガスレンジの掃除をしたり、冬物の洗濯をしたり。
食事を用意して、家族のおやつをたくさん作りました。
普段はA−miuのお菓子の残りが家族のおやつなのですが、この10日程、ロールケーキを作ったりスコーンを焼いたり、アップルタルトやチョコレートタルトを焼いたり、家族の為にたくさんおやつを作りました。
心が弱っている時、甘いおやつは欲しくなるんだな。と改めて思いました。「そう思うと、A−miuのお客さまにもお菓子を作りたいな。」とやっと思い始めることができました。

本当は、被害に遭った妹や、友人や、知り合いにすぐにでもお菓子をお届けしたいのですが、それは今できることではないですね。
少しずつ、お菓子を作ってお届けを始めようと思います。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。


この10日間は、何をするにも、「これをすることはどうなの?」「これは今の自分に必要なことなの?」と色々考えました。
放射能から逃れる為に遠くに移動する人、救援の為に近づいてリスクを負う人、どちらも本人が大切に思う所の選択だと思います。
自分にとって本当に大切なことは何なのか、を真剣に考える時なのだと思います。
経済を回して行かなければならない、という部分ももちろんあると思います。だけど、空回りさせる必要はなく、じっくり、ゆっくり必要な分を必要なだけ回して行く生活を見直すチャンスなのだとも思います。
節電して、電気使用量の少ない社会になって、こんな不安な原発がなくても成り立つ社会になれればいいなと思います。

この地震が起こってから、毎日夕食の前に、家族で「今日一日を感謝して、ご飯を食べられることを感謝して、お祈り」をするようになりました。この習慣は続いて行くといいな。

私にとってこの10日間は、地震のこととは別な所でも命について考える時間となりました。またこのことも近いうちに書かせて頂きます。

そして今もなお、ご家族の安否が確認出来ず、不安の日々をお過ごしの方に、少しでも早く、穏やかな日がやって来ますことをお祈り致します。













Posted by amu
日々のこと / 14:25 / comments(0) / -
祈り

私は、こんなにも深く祈ったことがあっただろうか?
深く深く祈る日々です。

今朝は雪で真っ白でした。
そこに朝日がキラキラと光って素晴らしい朝でした。
天使が飛んでいるみたいでした。

おひさまのパワー、人が持つパワーを信じてがんばろう、
と思った朝でした。









Posted by amu
日々のこと / 11:16 / comments(0) / -
日常
今回、地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。 

地震のこと、被災された方々のこと、原発の心配、これからの復旧のこと・・・
色々な情報が錯綜し、色々な思いが混乱し、力が出なくなってしまいそうですが、つつましい日常生活を回していくことを念頭に身体を動かしています。

昨日、やっと仙台に住む妹と直接電話で話すことができました。
家の中は大変な様子のようでしたが、怪我も無く、無事であったことを本当にありがたく思いました。

地震が起こる前日に新潟のtetoteにお菓子を発送していました。その翌日、新潟でも大きな地震があり、心配しておりましたが、今日はお店がオープンされているようです。
A−miuのお菓子も販売して頂いていますので、お近くの方はよろしくお願い致します。

こんな時に・・・と思ってしまうけど、こんな時だからこそ、少しの節電や節エネルギーに気をつけながら、生活を楽しく過ごせるよう、おいしいご飯を作ることが母の仕事ですね。

A−miuの通販は、3月後半にできたらいいな、と思っていましたが、この地震で配送業もきっとてんやわんやだと思います。もう少し落ち着いた時期に考えたいと思っています。
それまで、被災された方々のこれからを祈りながら、地道に仕込み作業を行うつもりです。

まだまだ朝晩の寒さが厳しい飛騨ですが、昨日はスイセンの葉っぱが2cmくらい土から出ているのを発見。
いよいよ春です。
パワーがぐーーーんと上に向かう時。










Posted by amu
日々のこと / 13:59 / comments(0) / -
詰め合わせ
 地震の被害が大きいです。胸が痛みます。
そして、原発のことも、とても不安になります。
こんな大変な時に、ホワイトデーなんて言ってる場合じゃ無いことは承知しておりますが、お問い合わせが何件かありましたので、お知らせさせて頂きます。

昨日、贈り物に小さな詰め合わせ(600円)を青とmotifに納品しています。
いつものクッキーも多めにお届けしてありますので、どうぞよろしくお願い致します。






Posted by amu
- / 17:42 / comments(0) / -
地震
 大きな地震、みなさま、大丈夫でしょうか。
地震があった時、私は車に乗っていて揺れを感じませんでしたが、飛騨でも揺れたようです。

我家にはテレビが無くて、状況はラジオで聞いているだけでしたが、先程ウェブニュースで津波後の写真を見て、目を疑いました。
そして、神戸の地震の時の嘘のような映像を思い出しました。
今晩も寒くてつらいことでしょう。長い夜になりそうですが、どうか少しでも被害が広がらないことを祈ります。

先程、仙台に住む妹家族の無事が確認出来て、ほっとしました。
でも、この寒い夜を思うと、胸が痛みます。

今日は青とmotifに納品しました。









Posted by amu
日々のこと / 21:44 / comments(0) / -
イメージ
 息子のスキーの練習に、当番として付き添いをした先週末。
コーチは子供達に細かく指導をしてくれます。その日の練習は2年生から6年生までの14人。コーチの話を一生懸命聞く子供達。そして最後に「今言ったことをしっかりイメージしてこの一本を大切に滑ってみて。早く滑ろうとしなくていいから、しっかりイメージして。」と。
そして子供達は次々とポールの並んだ斜面に飛び出して行きます。

息子がコーチの言ってることを理解出来てるのか?わかりませんが、上から見ていたら、彼なりにイメージをして滑っているように感じました。と、その時、息子は派手に転びました。
今までの自分なりの滑り方とは違う姿勢をイメージして、それに近づこうとしながら滑って、イメージと身体の動きとのバランスが取れなかったのだと思います。
「イメージすること」を意識して何本か滑り、滑りがぐんと変る子もいます。

具体的なイメージを持って、それに向かっていく大切さを感じさせてもらいながら、子供達の練習を見守りました。とてもいい時間でした。
私は子供達のようにはすぐに身体が動きませんが、裏練します。

そしてものを作る時の「イメージ」。
これも一緒です。具体的なイメージに向かわなければなかなか自分が納得出来るモノが作れないような気がします。

年明けから、何となく思い描いていた「いちじく」のクッキーを少し前に作ったのですが、どうも違います。甘過ぎます。それは砂糖を減らせば良い、というだけの問題じゃない甘さです。
これはどうしようかな〜。と頭の隅に置きっぱなしになっていました。
イメージして、何が足りないのか?何がいらないのか?イチジクをどう感じたいのか?
とにかく作ってみないことには答えは出ないんだけど、作る前にはやはりイメージが必要です。

先日ミルクティーを入れたら家族が「今日のミルクティー、すごくおいしい!」と言いました。いつもはカルダモンだけ入れるのですが、その日はカルダモンとシナモンを入れたのです。
その時、置きっぱなしだったイチジククッキーが、ぐんとリアルにイメージ出来ました。甘さに爽やかさが欲しいのだ!それは柑橘類の爽やかさじゃなくて、スパイスだ!!
そして私がチョイスしたのが、爽やかなカルダモンとちょっと深みのあるオールスパイス。
ラム酒に浸かったイチジクとスパイスのクッキーが出来ました。
スパイスの使い方はまだまだチャレンジが必要ですが、ひとつ扉が開いた気分。

イベント中のの柚子サンドは売り切れてしまいましたので、本日この「イチジククッキー」をお届けしてきます。

ホワイトデーに向けて、motifHerbsにも納品致します。
よろしくお願いします。





Posted by amu
感じたこと / 08:19 / comments(2) / -
 今年はお味噌を2回仕込みました。
全部で20kgくらいの味噌が出来上がります。
丸二年前に仕込んだ味噌を先日開けました。しっかりいい色に仕上がっていました。一年経てば食べられるけれど、二年置くと、味がまるくなって深みが出るように感じます。三年以上置いたことはないのですが、二年半を過ぎると、濃すぎる感じがして、私は仕込んでから二年前後で食べるのがベストな気がしています。


何度目の味噌仕込みでしょう。
大豆を一晩水に漬けて、鍋を火にかけて・・・。
沸騰して泡が立ち始めるとワクワクしてきます。泡はアクなのだけど、真っ白で、ふわふわの上質なメレンゲは、アクという気がしません。圧力鍋で大豆を煮る友人はアク取りをしないといいますから、そのままでも美味しく出来るのかもしれませんね。
だけど、実はこのアクをすくい出す行為が好きなのです。真っ白できれいなアワアワをすくい続けて大豆が煮えてくる匂いがして、もうアクも出なくなった頃、「美味しい味噌ができそうだな〜」とニヤリという気分になって。
大鍋を薪ストーブの上に乗せてそれからコトコトと煮て、家中に大豆の香りがするとより一層美味しい味噌が出来るぞ〜、と嬉しくなるのです。
5〜6時間かけて煮ている間、大豆の様子を気にかけながら、水を足したり、煮え具合を見たり、そんな風に付き合う時間があることが味噌作りの醍醐味という気がします。

今年の味噌が解禁されるのは二年後。どんな味噌に仕上がっているだろうか。二年後の今頃は娘の小学校卒業。また違った生活が始まろうとしている頃なのだろう。
その時、きれいな泡を見つめながら私は何を思っているだろう。

今年も、FOC倉敷、松本クラフトフェア、クラトコ(常滑)に出店させて頂くことが決まりました。それぞれの町で、どうぞよろしくお願いします。

家族で行商の旅。これもいつまで続けられるかな?子供達の成長を日々感じます。いつまで一緒に行ってくれるかな〜?







Posted by amu
保存食づくり / 11:32 / comments(0) / -