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お菓子屋A-miu日々のこと飛騨の山の中で、子育てしながらお菓子を焼く日々。
A−miuな一日
2007.05.31 (Thu)
朝、保育園バスのバス停まで息子を送り、その足でちょっと遠回りをして卵をわけてもらいに行く。
リサイクルショップの隅っこの方に投げ捨てられるように置かれていたバスケット。 ¥100。 これが卵を買いに行くのに丁度いい。 てくてく、空のバスケットをぶらさげてチョークロー(この辺りは同じ名字の家が多くてみんな屋号で呼び合うのです。屋号の場合呼び捨てです。)の家に向うとご主人がちょうど玄関先に。 私がバスケットを持ち上げると、「お〜い。卵持ちにきたぞ〜。」って奥さんを呼んでくれる。 しばしお二人と卵談義。 「ニワトリ達って、何食べとるの?」 「普通のエサと野菜やさ。小松菜。今な、ニワトリ様の為に小松菜と大根植えとるの。はっはっは。」 「え〜。ニワトリの為に?」 「そやさ〜。野菜食べさせるといいんやって〜。」 ご夫婦は「美味しい卵を家族が食べる為にニワトリ様を飼っている」わけできっと私以外の人に売ってはいなくて、あくまで「趣味」なのだ。 ・・・ということで、かなり愛情をかけられているニワトリ達。 そしてそんなニワトリから生まれた卵。 そんな卵を使わせて頂けるなんて、本当にラッキー。 で、本日は卵たっぷりのレーズンとクルミのビスコッティを焼く。 たくさん、たくさん、焼く。 久しぶりのビスコッティは我ながら、実に美味しい。 よかった。このビスコッティがあればお菓子屋やって行ける!と妙な自信が出てくる程美味しい。(スミマセン。自画自賛で。) あ。保育園バスお迎えの時間だ。と慌てて息子を迎えに出る。 乗鞍の残雪はあとわずか。山がきれい。 そんなA−miuな一日。 A−miuオープンしました。
2007.05.30 (Wed)
保健所の認可も無事、下りましたので、早速A−miu開店しております。
一番最初に焼いたのは・・・ 私が大好きな「ガレット」。 そしてキャラメル+アーモンドのクッキー。 ゴマ、ココナッツマカロン、久しぶりに続々と焼いております。 今週末のイベント用の注文が入り、200袋のクッキーに奮闘中なのです。 そして6月の第1週目には何とかお店への卸しもスタート予定です。「待ってるよ〜。」と暖かいお声をかけて下さった方々、ありがとうございます。 坂本酒店さん、青さん、motifさんで取り扱って頂きます。 三店とも個性的な素敵なお店です。どうぞよろしくお願いします。 こちらのブログでも、クッキーをお店に出してもらった時点でお知らせします。 通販のご注文も受けて行きたいと考えていますが、どのようなスタイルで私が出来るのか・・・思案中です。 これから、私なりに少しずづ進んで行きたいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。 盛岡の旅
2007.05.29 (Tue)
水の都盛岡に行ってきました。
街の中を大きな川が結構な水量で流れていました。 盛岡のリサーチが足りないままに慌てて行ったので、今の朝ドラの舞台だとは全く知りませんでした。 飛騨からは、かなり遠いです。夜に出発し途中、仮眠を取って翌日のお昼に着きました。 そして町から少し離れた温泉宿で宿泊。 朝風呂、夕風呂、夜風呂と、美肌湯で風呂三昧。 新緑が美しい〜。極楽〜。 実は身内の結婚式でした。 午後から神社でお式を挙げ、その後ナント出席者全員が宿泊という夜の宴で、とてもいい時間でした。 しかし、普段慎ましやかな生活な我が家にはリッチすぎたか、帰りは「御馳走食べ過ぎて、もう何が食べたいかわかんない。普段のママの手抜き料理でいい。」状態。トホホ。 ところで、盛岡と言えば光原社。 楽しみにしていました。 素敵でした。 民芸な町倉敷で生まれ育った私には少々物足りなかったのが正直な感想ですが、南部鉄器やかごは見応えがありました。 私が光原社で買ったもの。 クルミクッキーと綿の首巻き(スカーフ)。 首がスースー寒いのが嫌な私は真夏以外はほとんど首巻きをしています。飛騨って寒いです。今だってとっくりセーター着ています。 なので私には必須アイテムな首巻き。 とても好みな色合いのものでしたので、自分へのお土産に。 そしてクルミクッキー。 事前リサーチのなっていない私ですが、この光原社のクルミクッキーは幾度となく目にしており「食べてみたいな〜。」とうすぼんやり思っておりました。 食べてみて、感激!おいしい!かなりつぼをつかれた美味しさです。 あ〜。もっと買ってくればよかった。 A−miuでもこんなの作りたい!! かの有名な「釜定」さんにも行きました。 念願の鉄瓶・・・3ヶ月待ちだそうで。 3ヶ月後が楽しみです。 娘は鉄のキーホルダーが欲しいとおねだり。 渋い好みだね〜。しかも重いし。 しかし喜んでランドセルに付けております。重そう・・・。 久しぶりの旅行、初めての盛岡。 楽しい時間でした。 A-miu工房3
2007.05.28 (Mon)
間があいてしまいました。
そして、その間に製造所として 認可が下りました。 祝!!嬉しいでございます。 さてさて、工房の紹介のつづきです。 ドアのペパーミントグリーンは子供の頃からの憧れ。我が家は和風の家をリフォームしたのでこんな色の扉を付けることが出来るなんて思いもしておりませんでしたが、工房というスタイルで増築した部分にグリーンのドアを装着。嬉しい。しみじみ嬉しい。 そして真鍮(色)のドアノブを付けてもらいました。もちろんこのドアも夫作です。 そしてこのドアの横にデ〜ンと冷蔵庫が鎮座し、その横がシンクです。冷蔵庫は白色が良かったのですが、グレーに。左開きの冷蔵庫(左側が軸となり正面に向って右側が開くタイプ)って少ないのです。電機屋さんで見るとほとんど右開きなのですね。今回どうしても左開きが必要で予算的に色まで選べる余裕がありませんでした。 シンクは理科実験室で使う陶器のもの。その隣は手洗い。これは中古の琺瑯のシンクです。このサイズのシンクもなかなか見当たらず、長いこと探してやっと見つけました。 シンクの正面上部の電気と自宅への明かり取りの小窓です。 壁と天井は珪藻土。湿気の多い時期、クッキーは焼いて粗熱が取れたらすぐにパックしてしまわないと湿気を吸ってしまいます。 珪藻土は室内の湿気を吸い取ってくれるそうなのでありがたい。 これが新たなA−miu工房なのです。 どうぞよろしくお願いします。 A-miu工房2
2007.05.20 (Sun)
さて、続き・・・
オーブンの横には乾燥用の棚を取り付けてあります。 棚の位置を自由に上下出来る市販のものです。 オーブンから焼き上がって出て来たクッキーはここで粗熱を取ります。 2m×3m程の小さな工房でこの立体乾燥棚は絶対に設置したいものでした。 その下にはガスコンロ。私の場合、ガスコンロの使用率はかなり低いので、場所を取らないコンパクトな一口用を探していたら、レトロなものとリサイクルショップで出会いました。マッッチやライターで火をつけるタイプです。 その横に西向きの窓。 この窓からは小道と田んぼが見えます。 作業しながら眺める景色はすばらしい眺めなわけではないけれど、季節や空気が変わっていく日常を感じられる景色。 そしてその窓の上は棚。 その棚の底面には小さなダウンライト。 これ、お店みたい。「こんなのできるかな〜。」と言ったら電気屋さんがすぐに見つけて来て取り付けてくれました。 天気の悪い日、手元に明かりが欲しい時、これでバッチリです。 その下が作業台です。 ステンレスでワークトップをオーダーしました。以前見積もりを出してもらった時よりも、ステンレスが高騰していてビックリしましたが何とか作ってもらえました。よかった。 作業台の高さはかなり低いです。材料を混ぜ合わせたり、こねたりの作業は低い方が使いやすいのです。 作業台の下は砂糖や粉、焼き型等の収納スペース。 ほとんどがオーダーで(夫に)ここまでamu仕様の作業場なんて!!感激です。 この小さなかわいい工房から、おいしいお菓子、どんどん製造しますぞ〜。 ・・ということでA-miu工房3に続く・・・。 A-miu工房1
2007.05.19 (Sat)
A-miu工房が整ってきました。
もうすぐ保健所の認可が下りそうです。(大丈夫かな〜?) さて、工房内をご案内致します。 工房を増築することを決めて工事が始まってから2年近く経ちました。 こんな素敵な工房が出来上がるなんて・・・本当に嬉しい。 自宅から工房への入り口の扉です。 キッチンからガラス窓越しに覗けます。 嬉しくて何度も何度も覗き込んでニヤニヤしてしまいます。意味なく何度も工房に入ってぼ〜っと眺めてしまいます。 その扉を工房側から見るとこんな感じ。 扉の上に時計。 温度計と湿度計付きです。 そして扉が半自動ドアであるためにドアクローザーが取り付けてあります。 上の写真の右側に写っている窓です。 横滑りの窓と縦滑りの窓。 とにかく南面からの明るさが欲しかったので欲張って二つも窓を付けてもらいました。工房自体ほとんどが夫の手作りなのですが、ナント窓まで作ってくれました。 窓ガラスはリフォームした古屋にもともと付いていた古いガラスです。少しずつ違うガラスが3種類。どの窓もとてもいい感じ、なのです。 そして、その右側がオーブン。つまり入り口のドアの正面です。 上は新品のガスオーブン「コンベック」。私が生まれた頃から生産されているロングセラーで、私の実家でも母がずっと使っています。耐久性は実証済み。そしてコンパクトながら5段の天板が一度に入るのでクッキー焼きに最適です。 今まで借りていた工房でも同じ「コンベック」にお世話になっていました。 これからガンガンフル稼働。 下はかなり年期の入ったナショナルの電気オーブンです。 これは6〜7年程前に知り合いからもらったのですが、その時すでに、かなりくたびれていました。 ケーキ屋さんでは業務用電気オーブンを使っている所が多いのだと思います。ガスよりほんわかと柔らかく、ムラなく焼けるようです。 でも私が焼くお菓子は電気で柔らかく、というより火でガシッと焼く方がイメージに合っている気がします。 これからはあまりこちらは使わなくなるかな〜。 新しいガスオーブンはまだ試し焼きもしていませんが、これからの心強い相棒となってくれることでしょう。 ・・・続きは「A-miu工房2」で・・・。 夏みかんの話
2007.05.17 (Thu)
少し前に夏みかんを頂きました。
「子やぎが生まれたよ。」と友人noixさんから電話をもらった翌日、子やぎを見に行った日、房総から夏みかんがいっぱい詰まったダンボールが届きました。 「amuさんとわけてね。」と。見計らったように二人の目の前に届いた夏みかん。 noixさんはパン屋。私はお菓子屋。二人とも無農薬のみかんの「皮」が欲しいのです。 房総からのみかんはワイルドな風貌。どんなオレンジピールになるかなあ。 みかんの皮をザブザブ洗います。 ゴシゴシと磨きます。 磨いていると風雨にさらされて付着した汚れが見事に落ちて行きます。 房総の暖かい太陽と厳しい海風を想像しながら磨いていると、このみかんの木ってどんな所に、どんな風に立っているのだろう?と勝手に想像が膨らんで行きます。 そして、このみかんを摘んでくれた方は脚立に上って切ったのだろうか?木によじ上ったのだろうか?大きい木なの?どんどん想像が膨らみます。 そういえば、摘まれてから送られて来て、冷暗所で保管ということでダンボールに入れられたままで、みかん達、もう一回太陽の光を浴びたいのかも?その方が美味しいパワーが宿りそう・・・。 な〜んて、一人モクモク作業をしているとどんどん「みかんの話」が私の中で展開していきます。 取りあえず、彼らは陽に当たった方が良さそうね。で、しばし日光浴。 そして一気にみじん切り。 みかんの物語もここでストップ。 ここからはおいしくな〜れ。と念じながら湯でこぼし、煮込んで炊き上げていく。 少し愛情をかけすぎたか?苦みが少ない、ピールが出来ました。 苦み好きな方にはちょっともの足りないかもしれませんが、かなりおいしい! 食材屋さんで注文する砂糖や小麦粉にはこのようなそれぞれの育った背景を想像することは無いのですが、(本当は想像できるといいけれど)個人的に生産されたモノや頂いたモノにはその背景を感じ、そのエピソードを知りたくなります。 私が知りたいと思うのだから、私のお菓子を食べてくれる方々もどんな風に作られているのか知りたいかもね?と思います。 ちょっとずつA−miuを公開していこう。いつか私の姿なんかも公開してみようか?だなんて思ったり。 A−miu再開に向けて
2007.05.10 (Thu)
A−miuを再開すべく、準備中です。新しい材料を購入しました。ラベル等の作り直し作業も進行中です。
チョコチップクッキーのクルミをオートミールで代用して作ってみました。何故かというと、結構クルミ嫌いの子供、多いのです。(我が子もなのです。)クルミの代わりに何か歯触りのあるものを、とオートミールを試してみたら、子供達に好評。チョコチップクッキーは2種類作ることにしましょう。 娘が「アップルパイが食べたい!」と言い出しました。頂きものの石鹸の箱の上にタオルを置いていたら、香りが移って、何故かアップルパイの匂いに感じたのだそうです。タオルに顔を埋め「あ〜〜〜。いい匂い〜。アップルパイの匂いや〜。食べた〜い。作って〜。」って急に言われてもリンゴなんかないよ。でも冷凍庫にリンゴジャムがあったはず。 ちょうどこの前、紅茶の本で「イギリスではジャムタルトやジャムパイをとってもよく食べる」というのを読んだ所で「ジャムタルト」作ってみよう!とやる気に。 その本では「タルトを食べるというよりも、ジャムを食べる感じ」と書いてあったのでタルトは全粒粉を多くして甘さを無くして、ジャムを引き立てる小皿のようなイメージで作ってみました。 紅玉で作った酸っぱいジャムはオーブンで焼く間に水分が飛んでさらに濃い味に。おやつにバッチリ。娘に「ママ。はなまる〜!」と合格点頂きました。 春の恵み
2007.05.09 (Wed)
ボケの花はまだ咲き続けています。人間が日焼けするのと同じ?なのか、色がどんどん濃くなっています。早いうちに切って家に生けた花は日が当たらないからなのか色が薄いまま。植物達のことは不思議がいっぱい。今週は天気が良くて、庭に、畑に、植物に向う日々。
半年ぶりに草刈り機登場!でブイ〜〜ンと草刈りもしました。 春と言えば動物達の生まれくる季節。GWに友人のお家で生まれたヤギに会ってきました。生まれた翌日にお邪魔してきました。かわいい〜〜。 娘は動物が恐くて触れなかったのですが、この日友人宅にお泊まりさせてもらって、しっかり生まれたての子やぎと子犬と触れ合い、抱っこまで出来るようになりました。そんな娘の成長に母、感激! 今晩の夕飯は「コシアブラ」の天ぷらでした。「コシアブラはタラノメよりおいしい!」と言われる山菜です。たくさん頂きました。アクが強くて苦みがあるのですが、確かにおいしい。 しかし天ぷらって難しい。苦手です。もっと上手な人が揚げたらとっても美味しいのだろうなあ。 今年は山菜を食べる余裕もなかったので、今回が初物。春の味です。 卵
2007.05.05 (Sat)
卵です。
お菓子を作る上で大きなポジションにある卵。 平飼いをしているニワトリの卵を使いたいのですが、なかなか生産者の方がいません。以前卵をお願いしていた方は距離的に遠くて配達が無理になってしまいました。どうしようかな〜。と探しておりました。 そしたら・・・。運命的な!!ナント近所のHさんがニワトリを少し前から飼っているらしいのです。しかもこの春、数を増やしてたくさん卵が生まれるそうなのです。 早速お願いにあがりました。そしてニワトリさん達生産者の方々に会ってきました。 地鶏と言われる種類のようですが、種類がはっきりとはわかりません。 鳥小屋はコンパクトで、機能的に考えられていて、しかも手作り。ニワトリ達は歩き回って健康的な環境で育てられています。 私がお菓子屋で使いたい旨をお話すると、快く承諾して下さいました。もちろん、自然なスタイルで飼っているので冬場は数を産まなくなります。その時はすべてをHさんの卵ではまかない切れなくなりますが、出来るだけ、この健康卵を使って行こうと思います。 Hさんちの卵、黄身が大きくて黄色が美しいです。卵も大きいです。 しかもHさんち歩いて3〜4分。ありがたいです! 5月中にA−miu、スタート予定。 |