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お菓子屋A-miu日々のこと

飛騨の山の中で、子育てしながらお菓子を焼く日々。
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洋梨
どうやら重症な洋梨加工中毒のようです、ワタシ。
どっぷりとして、色も美しくないこの無骨で愛らしい洋梨は「ゼネラル・レ・クラーク」という種類だそうです。
生で食するとほんの少〜し渋みを感じます。口に入れた瞬間に。
その後渋みはすぐに消えていきます。そして食感がしっかりしています。一般的な洋梨よりも歯ごたえがしっかりしているので煮崩れなさそうな気配。

またこんなに分けてもらって来ました。
子供達がおたふく風邪にかかり、(ありがたいことに二人同時に)家にいなければならない状況ですのでこの際もう一回「洋梨ジャム」作っちゃおう。という気持ちになってしまいました。
いつもお世話になっている果樹園ふくわらびさんでは、チャレンジャーなオーナーNさんによってたくさんの種類の果樹が育てられています。そのおかげで、私は色んな果樹達に出会えることが出来ているわけです。


今シーズンは最初に「バートレット」で大失敗の苦い洋梨煮を作り、もう一度「バートレット」で普通の洋梨ジャムが出来上がってしまい、三回目に「コンフィレンス」でキャラメルペアージャムを作りました。
そして4回目、この愛らしくも渋みをもった「ゼネラル・レ・クラーク」でどんなものが出来上がるでしょうか?
それにしても、我ながら呆れる程洋梨加工にハマってます。
写真は3回目にやっと成功したキャラメルペアージャム。
Posted by amu
保存食づくり / 14:20 / comments(2) / trackbacks(0)
暖かい秋の日
暖かい日が続いてる。
本当に秋なの?と思う。暖かいのはありがたいのだけど、ちょっと不気味に感じる。こんなに暖かいのはやっぱり温暖化?地球はどうなってるんだろう?
ラズベリーが実っている。毎年春と秋に2回ポツポツとなる。秋になる実は半分はあかくならずに腐ってしまって、色もあざやかさに欠けるのだけど、でも食べてみると美味しい。酸味が少なくてトロ〜ンとした甘さ。

せっかく、こんなに天気の良い休日だというのに娘は昨晩から熱を出し、寝込んでいる。
夫がなぜか冷蔵庫の中に残っていたレタスを入れて作ったおかゆを一口食べてまた布団にもぐり込んでしまった。レタス入りおかゆ、不思議だけど美味しい。レタスのシャキシャキ感がアクセントになって何だか面白い発見。なんでレタス入れてみよう。って思うんだろう?私の脳では思いつかない発想だなあ。

洋梨のジャム。今年3回目の仕込みにしてやっと納得のいく「キャラメルペアージャム」。
そうそう。これこれ。
2回目のはおいしく炊きあがったけど、やっぱりキャラメル度数が低くて、普通の「洋梨ジャム」って出来上がりでした。お世話になっている友人に配ったらあっという間に無くなってしまった。4回目をもう一度、仕込もうかな〜。シーズン最後の洋梨がまだあるそうなので・・・。

息子はお姉ちゃんと遊べないのでつまらなそうに自転車に乗ってたと思ったら、私の横に来て「キャッチボールしようよ〜。」攻撃。さっきは「パンが食べて〜よ〜。パン作ってくれよ〜。パン作ってよ〜。パン買いに行こうよ〜。」攻撃でしょうがなく、温かなお日さまの下、パンを発酵中。
こんなのんきな秋の日。
気持ちいいなあ。さて、キャッチボールしてきます。
Posted by amu
- / 11:49 / comments(0) / trackbacks(0)
モンブラン風
息子の誕生日(前)と夫の誕生日(後)は一週間違い。中途半端な離れ具合。毎年、今年こそ合同のバースデーパーティーで済ませよう。と思うのだけど、息子の誕生日に息子と夫を祝い、一週間後にもう一度「やっぱり何もないのもね・・・」とちょっとご馳走にしてみてケーキを焼いてみる。
今年は息子の誕生日に第一回目のパーティーで、私の両親と妹がその3日後に来てくれたのでそこで第二回目のパーティーをし、さすがに夫のバースデー当日は何もしませんでした。
第二回目パーティーではこのモンブラン風ケーキ。

10月の始め頃、用事が詰まっていた時にたくさんの栗を頂いてしまって、「ヒェ〜。今頂くのはちょっときついです・・・。」と思いつつ受け取り、栗を剥く時間なんて無いので栗ご飯はパス!一番手間のかからない方法を選び、「茹でて半分に切り、スプーンでかき出してジップロックに入れて冷凍」としました。
夜な夜な半分眠りながらスプーンでかき出した栗は後日ペーストとなりケーキに。
下から、タルト生地、チョコレート、チョコレートクリーム、スポンジ生地、生クリーム、マロンペースト。ゴージャスです。お味はおおざっぱに言うとおいし〜。だけど、やっぱ、商品ではないね。という所。
気になったのは、いわゆるモンンブランのペーストは茶色っぽいベージュ。しかし普通にペーストを作れば黄色っぽいベージュ。洋栗が茶色なの?ペーストは渋皮も入ってあの色なの?どなたか御存知であれば教えて下さい。

今日は第3回目の洋梨ジャムを煮込み中。そんな、こんな、地元の秋の収穫物に翻弄されつつ、美味しい日々であります。
Posted by amu
家おやつ / 09:32 / comments(8) / trackbacks(0)
ちんすこう
お土産に「ちんすこう」を頂きました。同じ地域に住むKさんの家は少し離れていてここの所ご無沙汰をしておりましたら、「沖縄行ってきたの〜。」とKさん登場。息子さんが高校生になって、「育児が始まって以来、初めての一人旅だよ〜。」と何だか解放されてハッピー感漂ってる。いいなあ、沖縄。いいなあ、一人旅。
で、Kさんからのお土産、手作りのちんすこう、紅芋羊羹。
ちんすこうって、以前に2〜3回食べた事があるけれど、そんなに感動的に美味しいもんでもないね。と感じた記憶がある。しかし今回のはおいしい。素朴で、甘みが強く、コクがある。原材料を見てびっくり!『小麦粉 ラード 砂糖』。え〜それだけ?本当に?つまり粉と砂糖と油入れて出来上がっちゃうんだ〜。そしてラードってかなりコクの強い油ってわけだ。ここまでのシンプルさに強烈にパンチを浴びた感じ。恐るべし!ちんすこう。
Posted by amu
日々のこと / 22:30 / comments(0) / trackbacks(0)
ハッピーバースデー
息子の4歳の誕生日。
4年前の暖かな日、とても印象的だったお産からあっという間の日々。
どんどん成長するわが子。
「お誕生日のご飯は何がいい?」と聞くと「エビフライ!」
彼は揚げ物好き。 「それからね〜。お肉とからあげ(鶏)と〜。」普段食べさせてもらえないもののオンパレード。ははは・・・。

<パーティーメニュー>
サンドイッチ
クロワッサン
エビフライ
ブタフライ(ほうれん草を豚肉で巻いたフライ)
ポテトフライ
ナスのトマトソース焼き
ソーセージとポテトのサラダ
チョコレートケーキ

おえ〜〜〜〜。
すごいハイカロリー食。
カタカナ食。
たくさん作り過ぎちゃったので朝食もサンドイッチ。
noixさんのパンは本当に美味しい。
ポテトサラダとレタスとトマトのシンプルなサンドイッチ。
パンがしっかり重みがあるので、食べごたえ有り。


彼の誕生日はいつもチョコレートケーキ。
今回はココアジェノワーズに少々ビターなチョコレートクリーム。そして間にはシロップの代わりに洋梨のジャムを。まるっと一瓶使い切りました。リッチです。
で、夫が絶賛!!洋梨の味とチョコレートが合う!!と。ちょっと大人味で、濃くて甘いケーキでした。
なぜか今日は来客がひっきりなしで、アワアワとデコレーションが雑になりイマイチ。


いつもは手作りのプレゼントなのだけど、今年は忙しさにかまけ、作る事も出来ず、夫からは野球帽っぽいキャップ。(4歳児君はただいま野球に燃えていて野球少年に憧れている)
私からはストックマーの色鉛筆。すご〜く色がきれい。
だけど、お姉ちゃんの方がお絵書き大好きで「貸して〜。」と早速喜んで使っている。発色が良くて、描きやすく、柔らかい芯なのでのびのびと絵が描けそう。


子供達の成長はあっという間。
お誕生日のつどに、生まれてきてくれた日を思い出し、大きくなっていく姿を嬉しく思い、家族で食卓を囲んでお祝出来る幸せをかみしめる。
Posted by amu
日々のこと / 09:44 / comments(2) / trackbacks(0)
山椒

さんしょうの実です。
夏の暑い時に緑色のさんしょうの実をすり潰したものがいわゆる「山椒」です。うなぎにかけるアレ。
緑色の実が赤くなって、茶色くなって、パカっとわれて中から黒い種が出てきます。ずっとそんなこと知りませんでした。
山椒とは瓶の中に粉として入っているものでした。
作り中の家には3m程にも成長した大きな山椒の木があります。
その木と、保存食の本を見ながら理解出来ました。あの瓶の中の粉が緑色の実から出来ているってこと。
私達の生活では何がどう言う状態で何から出来ているのか見えないことがたくさんです。
知らない事だらけなんだけど、自然の近くにいると、そういう知らなかった事の小さな発見がたくさんあります。
小さな発見なんだけど、すごく感動的な発見です。
Posted by amu
自然 / 08:14 / comments(2) / trackbacks(0)
稲刈り

昨日は稲刈りでした。
「お米を作る会」というのに参加していて無農薬でお米を作っています。
農家のNさんが全て段取りをしてくれて、参加者はひたすら除草をするだけなのですが、この除草があなどれません。
真夏の炎天下に除草作業はきついです。
今年は虫の発生があって、防虫剤をかける結果となり、無農薬米にはならなかったのですが、これも経験です。そして売られている無農薬米の値段が高いわけがわかります。すごい手間です。
昨日の稲刈りで穂を垂れた実ったお米を見るととても嬉しくなりました。
ぱんぱんにお米が膨らんだ様子は見るからにおいしそうでした。

私達が作っているお米は「みねあさひ」というねばりの強い品種です。ぱさぱさ感が少ないので冷やご飯にした時に美味しさが損なわれません。あまり市場に出回らない品種だそうですが、お寿司やさん等では好まれるそうです。
だから我家のおにぎりはおいしいんです。(自慢)
お米を作る会に参加して4年。毎年収穫は嬉しいのですが、今年は今まで以上にじんわりと喜びを感じ実った稲に実感がありました。
そして、初めて「いつか家族で自分達のお米が作れたらいいなあ。」と思いました。
家作りが一段落付いて、子供達がもう少し大きくなって戦力になったら自分達が食べる分くらいの小さな田んぼを借りて、作る事が出来たらなんて幸せなんだろう・・・。

最高のお天気で、実ったお米に夢を見せられた素晴らしい稲刈りでした。
Posted by amu
日々のこと / 10:14 / comments(0) / trackbacks(0)
洋梨ケーキ
またまた洋梨登場です。
寒いので、家で暖かい飲み物と甘いお菓子が食べたくなるのです。
一昨日はドライフルーツとナッツやオ−トミ−ル等をなたね油と全粒粉で固めた、いわゆる「ナチュラルスウィーツ」なクッキーを作りました。
写真を撮るのも忘れ、みんなで一気に食べてしまいました。
A−miuとして工房で作る場合、それこそ2〜3kgの総量で仕込みをするのですが、家庭でちゃちゃっとその時食べる分のクッキーを作るのは久しぶりで、何だかとっても嬉しかったです。寒い日に家族の為におやつのクッキーを焼く。
これが、私の出発点なはずなのですが、だんだん家族用より商売用のクッキーを焼く時間が増えて、家族は商売用のクッキーの余りを食べる。というスタイルになっていたので。
クッキーはその日のうちに食べちゃったので昨日は家族用にと洋梨のケーキを焼きました。
例の冷凍庫にたくさん保存されているキャラメルペアーの登場です。
いつも私は比較的バターがずっしりな重いケーキを焼きます。
この所のオーブンの不調もあって、試行錯誤で、「いつもと全然違うレシピで作ってみようかな〜」とふと思い立ちました。
バターの量を基本として、いつもの1.5倍の卵とそれに伴い小麦粉の量も増やします。
つまりバターの絶対量が少ないレシピです。
卵のほわほわ感でいつもより軽いケーキが出来ました。柔らかい感じが美味しい。そしてキャラメルペアーがより味わえる。
しかし、バターの味わいはもちろん減るのです。
夫いわく、「いつものバター感はやっぱり美味しいね。」
(遠回しに?いつもの方が美味しいと言っているのね)
そうだね。確かに。でも「これもあり。」だね。
焼けば焼く程、深まる興味。
パウンドケーキはいつもついつい2〜3本(24cmの型)焼いてしまうのだけど、昨日は家族用に1本だけ焼きました。
Posted by amu
家おやつ / 11:55 / comments(0) / trackbacks(0)
スカンポ + ルバーブ
きりりと冷え込んだ朝。
久しぶりの晴天。抜けるような青空。
乗鞍にはうっすらと雪。
初雪をまとった山は青空の中に大きな存在感を持って美しい。
太陽ってなんて暖かいのだろう。
空気が寒くても、太陽の光があれば大丈夫、なのだと思う。

二日前からついにセーターを着込み、ホットカーペットのスイッチを入れてしまった。
ストーブもそろそろね。灯油を入れよう。

友人がお土産にくれたジャム。
ルバーブとスカンポ。
ルバーブはわかる。最近のお菓子の本にもルバーブのタルトとか載ってたりするし。
しかし「スカンポ」。なんじゃそれ?である。イタドリのことだって。3年前の私ならもう一度ここで「なんじゃ?それ?」である。
子供達とネイチャー体験の催し等に出かけて少しずつ草の名前も知り始めた私。飛騨地域で言う「スイバ」のこと。と理解した。茎が赤い酸っぱい草。昔の子供達は学校帰りの道々、この草をかじったそうな・・。
酸っぱいだろう。美味しくないだろう。と思うのだけど今の子供も「この草食べれるよ〜。」なんて言いながらくちゃくちゃしたりする。
その「スイバ」がジャムに?
う〜む。味の想像が付きません。開けるのがちょっと恐い。
ジャムって開けても食べずじまいで冷蔵庫にず〜っと忘れられるモノがある。
そうなっては申し訳ないしなあ。でも食べ切れるのかなあ。
そうだ。それこそ、まるっと一瓶使っちゃって、タルトでも作ってみようかなあ。
ジャムの瓶のラベルとジャムの色を見ながら色々思う。
そしてなかなか開ける勇気が出ないのだ。
よし。今日は意を決してジャムの蓋を開けてみよう。
Posted by amu
日々のこと / 08:18 / comments(4) / trackbacks(0)
金の延べ棒
寒い!
本日日中の外気温12℃。
は〜。寒い。こういう時は美味しいお菓子を食べながら家にこもりたい。

nishicoさんのフィナンシェを食べました。
彼女は高山在住のキャリアあるパティシェで、2日前にたまたまネット上で知りました。で、早速注文させてもらって、翌日には焼き立てを食べさせてもらったのです。

「フィナンシェは資本家の意味で金の延べ棒の形をしたお菓子」との言葉の横にはnisicoさん御自身で描かれた成り金公爵風なおじさまがフィナンシェをほおばっているお可笑しイラスト。お味は・・・、少々びっくりしました。私の焼くフィナンシェと近かったので・・・。
私が作るのは甘さが少なめでアーモンドは皮付きのもの。そしてよくあるフィナンシェと大きく違う所は表面がパリっと乾燥気味な所です。

nisicoさんのフィナンシェもパリっとしていました。そして甘みが控えめ。翌日は少ししっとりとしてきて、焼き立てよりもじわっと甘みが落ち着いていました。
賞味期限は5日となっていたが、多分4〜5日目辺りが美味しさが増すのでは?と想像。
この辺りが難しい所だなあ。賞味期限を延ばせば痛むリスクが増すが食べごろってのがある。nisicoさんのフィナンシェは色んなことを考えさせられた。
そして愛嬌あるイラストとパッケージの演出がとっても心惹かれた。

Posted by amu
shop / 17:08 / comments(2) / trackbacks(0)