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お菓子屋A-miu日々のこと飛騨の山の中で、子育てしながらお菓子を焼く日々。
夏ミカンピール
2006.06.30 (Fri)
千葉県産の夏ミカンのおすそわけを頂きました。
2月〜3月に大量に仕込んだオレンジピールもそろそろ無くなって来ていたのでありがたく、一気に仕込みました。 15個くらいの夏ミカン。ピールは1.5kgくらい出来ました。 子供達が寝てから、夜な夜な仕事。全部皮を剥きます。剥いた皮は水に漬けてから湯でこぼしを2度。 私はここで皮を細かく5mm角程に刻んでしまいます。 そして柔らかくなるまで勢い良く煮ます。ここまでは一気に大仕事。 柔らかく煮えたところでシロップに漬けて今度はじっくり煮詰めていきます。 そしてここからはじっくりじっくり火を入れる。 少し煮立てて水分を飛ばし、火をおとして甘みをゆっくり浸透させる。 台所に立った時に「あ。そうだ。ピール。」と火を入れること日に2〜3回。これを2〜3日やって出来上がり。 ピール作りはある程度まとめて作らないと味も質感も上手く仕上がらない。なので一気に作る。 一気にミカンも食べなきゃならない状況になるわけで。 この状態の外皮のないミカンを近所の友人に食べてね。と配る。 そして自宅用に中の薄皮を全部剥いてタッパーにミカンを入れて冷蔵庫へ。 私が使うミカンは無農薬な為か、多くがすっぱい。 ハチミツをかけて食べてみたり・・・。ミカン三昧な日々。 昨日仕上がったピールを計量し、ジップロックに入れて冷凍庫へ。 これで、もう少しオレンジピールのクッキーが出荷出来ます。 さて、7月〜8月は梅とブルーベリーの日々が待っています。 ヴァン・ホーテンのココア5kg
2006.06.29 (Thu)
ココア5kg入りです。 横にお茶のペットボトル(小サイズ)あります。 ココア5kgって結構な量です。 でもこのサイズで買うととってもお得なので、思いきって買います。 そして、これを小袋に分けてパックし、冷凍保存します。 最初に買った時はかなりドキドキしました。 ココア5kg。いったい使い切るのにどれほどかかるのか?と。 普通のケーキ屋さんなら当たり前の量なのでしょうけれど。 先日持って来てくれた宅急便屋さんのおじちゃんは「ココア5kgって書いてるぞ〜。5kg???」と驚いていました。 バターは普段15kgくらい、粉は20kgくらいをまとめて買いますがそれなりに無くなってくれます。が、ココア5kgはさすがに消費に時間がかかります。 冷凍庫さまさまです。家庭用冷蔵庫の他にお菓子屋用冷凍庫が我が家にあり、そして、借りている工房にはナント!!コンテナごと冷凍庫。つまりウォークインフリーザーが戸外に置いてあります。これはちょっと恐いです。一回冷凍庫が開かなくなってしまい恐怖体験をしました。アクション映画のように中で戸に体当たりして、「マイナス20度の世界で(夏の薄着で)いったい何分間生きられるのだろうか・・・。」とちょっと本気で死という思いが私をかすめた体験。 急冷する時にファンが回り気圧がかかり戸がひっぱられる状態になっていたのでファンが止まった瞬間にバ〜ンと私の体当たりでドアが開いて私は温かい太陽の光に感謝し冷凍庫から無事帰還できたわけですが・・・。 話がそれました。冷凍庫、恐いけどサマサマです。 山の御馳走
2006.06.23 (Fri)
ほうば寿司の季節。
食べたいな〜。と思っていた。 でも朴葉を山に採りに行く気持ちと時間の余裕がなくて作れない。 そうしたら、頂いちゃいました。 朴葉寿司は各家庭でそれぞれの作り方があるようです。 私が教わったのは飛騨南部下呂辺りのとある家庭のもの。 今回頂いたのは私の師匠の師匠(おばあちゃん)作の下呂本場の朴葉寿司。 マス=ほとんどの朴葉寿司に入っているみたい ガリ=新しょうがを甘酢で煮て作ります みょうが=まだ季節が早いのでみょうがの葉の根の白い部分を使います 山椒の葉とアサリの甘露煮 私の朴葉寿司はこれ。香りものがたくさん入っていて山を満喫出来るのです。 作る時も、朴葉とみょうがと山椒をそれぞれ採りに行くってのが醍醐味です。 遠方からのお客さんがあると、作るのだけど普段はなかなか作れない。 テーブルにば〜っと朴葉を並べて仕出し弁当屋さんみたいに具をどんどん乗っけて包んで山程作って御近所に配る。というのがやりたいな。 そして「姫竹」のおすそわけも頂いた。 これは秋田から送られて来たものだそうで、東北では「根曲がり竹」って言うのを聞いたことがある。 寒い地方、竹はそんなに大きくならず、笹のような太さ。 飛騨ではとっくに竹の季節は終っているのだけど、秋田はまだ採れるのね〜。 この「姫竹」採りに一度だけ行ったことがある。 130〜150cm程の高さの竹林の中にもぐり込み、這いつくばってほふく前進しながら探すのだ。だんだん目が慣れて、ハンターな気分になってくるとキラ〜ン!キラ〜ン!と竹の子が見えて来る。そしてほふく前進で竹の子に導かれて山の中で遭難することってよくあるらしい・・・。だから、初心者は独りで山に入ってはいけない。って。声を掛け合いながら、ずぶずぶと山の中に入り込まないように注意しながら・・・。 あの時、連れて行ってくれた地元のおじちゃんは私の数倍の量の竹の子をしかもしっかりと太いサイズのものを採っていた。 キャリアが違うのだ。 少しづつ山に入れるようになりたいな。な〜んて思いながらの朴葉寿司。 リボン結び
2006.06.22 (Thu)
結婚の披露宴の出口で、新郎新婦が会場を後にするお客様に手渡す小さなお菓子。 あまり披露宴というものに出席した経験の無い私には分かりにくいのですが、最近の披露宴ではこの演出は当たり前なのでしょうか? 今度の土曜日に披露宴をなさる方から注文を頂きました。 小さなリボン結びを山程やりました。 このようなお祝のお菓子を注文して頂くと嬉しくなります。もちろん、包装の手間がかかりますが、なんだか幸せ感を私もお手伝い出来るような気がして。 素敵なパーティーになりますように、お祈りしつつ・・・。 朝、香る道
2006.06.20 (Tue)
毎朝子供達と歩く保育園バスのバス停までの道。徒歩1〜2分の道のりを、5〜6分余裕を見て出かける。
朝のバタバタが嫌いな夫は早起きで、朝食やお弁当の用意をしてくれて、子供達も一遊びしてから出かける。でも間際になって、ハミガキしてない!とかトイレ行きたい!とかタオル入れるの忘れてた!とか結局最後はアタフタしてしまうのだけど。 でも、なるべくこの5分の散歩道の時間は確保していて、玄関からバス停までの道はのんびり、ゆっくり歩く。 ネコがよく座っているポイントでネコチェックをして新聞屋さんの犬に「ワン」と言われて、側溝を流れる水を見て、次々に咲く花を見て、匂いを香って花びらや石を拾う。 5分の大切な時間。 今日は牡丹の花びら(かな?大輪でたくさんの花びらがゴ−ジャスな花)が落ちていて拾って香りチェック、「ママ〜。す〜っとしていい匂いやよ〜。」本当だ。すごくいい香り。バス停にバスがやって来ると娘は拾ったモノを私に渡して、「水やっといてな。(草)」とか「机に置いといてな。(石)」等と言う。 今朝は何も御指示はなくただ「はい。」と香る花びらを渡された。 お皿に入れておこう。帰って来て、花びらはシナシナになって,茶色くなって、香りも飛んでしまっているだろう。 そういう毎日の変化をリアルに感じる朝の5分。花の香りが記憶に残る道。 ガラスケースに詰まった幸せな世界
2006.06.19 (Mon)
昨日は田んぼの除草作業。
朝からバタバタと用意をして子供達と出かける。 田んぼまでは車で40分。 いつも絶対にお腹がすき過ぎて「ブーブーマン」になる彼等におにぎりを用意し、「今日は帰りにパン屋さん行こうね。」とお楽しみも用意して。 除草作業ってのは手押しの機械(土を混ぜて草を抜き、土の中に混ぜ込んでしまう原理)を使って田んぼの中を行ったり来たりするのと、後は腰をかがめて四つん這い状態で機械の届かない稲の回りを手でかき混ぜる作業。 かなり疲れます。足のモモ裏筋がぴきぴき・・・。 そんな作業を終えて、お待ちかねのパン屋さん。 このパン屋さん、ショーウィンドウに入ったパンを選ぶ対面式販売のお店。 息子、釘付け。顔をベタ〜っとくっ付けて、汚い手もベタ〜〜〜ッとくっ付けて、お店の方に大迷惑だわ。ごめんなさい。 でも、このショーウィンドーの中にいっぱいに詰まった幸せな美味しい世界を堪能している彼を見てうらやましくなった。 私もあんな風に横から覗いて、ば〜っとパンに囲まれた幸せ感を感じたい!! この光景、彼の脳の中にインプットされたな。きっと。 春過ぎて・・・
2006.06.17 (Sat)
今年は春が遅くて、いつまでもダラダラと寒く、春は?なんて思っていたのに、気が付けば、いつのまにやら春は過ぎて、梅雨入り。しかし、今日はスッコーンと青空。気持ちいい。洗濯機、3回目が回っています。シーツを洗って、布団カバーを洗って、布団を干して・・・。
気持ち良い一日になりそう! マローが花盛りです。 これって、乾燥させてハーブティーになるのですよね? 作ったことないけれど、畑に自生していて、毎年美しい色の花が咲いてくれます。 透き通る花びらの紫色が太陽の光で美しい。 いつのまにやら、トマトも実がなり始めています。 プチトマト好きな娘が自分で育てる。と言うので、スウィートトマトっていう中玉サイズのトマトの苗を買ってみました。 彼女なりに、夕方水やりをして見守っている様子。 自分のトマトにだけ水やりして、「ママのバジル」には水をあげてくれないって所が子供らしい・・・。 昨日の大雨で土がしっかりと水分を含み、今朝の太陽でグイッグイッと植物の伸びゆくパワーを感じる。朝の光の中の畑って「恵み〜」と感じる。 今年は摘花(実にならぬ様)して苗木を大きく育てよう。と思っていたブルーベリー。 実になってしまうと、根からの養分は実に行ってしまう。実を付けないと、木に養分が行き渡り、木自体が成長出来る。と聞いてそのつもりにしていたのだけど・・・。 やっぱり、花が咲いちゃうと、「かわいい〜。」実になると「「嬉し〜。」となって、摘花なんて出来ない・・・。 結局、実がなっちゃった。へへっ。 これが色付くと、子供達が勝手にどんどん摘むのだ。それもまた良しだね。 でも、来年こそ、ちょっと大きく木を育てたい! ビスケット
2006.06.16 (Fri)
最近新商品開発がんばってます。
新商品を作るのは気分です。「そろそろ新しいの作らなきゃな〜。」とか思うのですが気分が乗らない時は本当に作れません。イメージが固まらないのです。 無理矢理イメージが出来ていないのに作ろうとすると、ヘンテコリンなわけわからんモノが出来上がります。 ここ最近、すごくノリノリってわけじゃないのに、ポツポツとひらめきがあり、作りたい味や食感のイメージがリアルに出来て、それに向けて作り込む。という作業が楽しく進んでいます。 さて、新商品「ビスケット」名前が大雑把過ぎ!! なんですが、このクッキー、何をメインにしているのか?と言われても、困っちゃう程色々入っているのです。 全粒粉、てん菜糖粗糖、和歌山産のみかんハチミツ、なたね油、オートミール、干しりんご(2月に作ったもの)、レーズン、ココナッツ、ごま。 どれかがメインでなくって、色んなものをいっぱい混ぜ込んで、ぎゅ〜っとくっ付けたような固いクッキー。 我家の日常の食生活はかなり健康的です。料理には砂糖も卵も殆ど使いません。 しかしお菓子屋としてはバタ−、卵、砂糖という日本人の身体にとってヘビーなものを使って作っています。 それはそれで美味しいし、幸せ感を感じれて作り続けたいという思いがあります。 また、別な思いとして、もう少し、バタ−、卵、砂糖という身体に負荷をかけやすい食材をあまり使わないお菓子にも興味があります。 自然食品屋さんで売られているような、きっちりオーガニックなナチュラルスウィーツを作ろうという気持ちではなくて、ゆる〜く植物系なお菓子とでもいいましょうか。 現代はアレルギーを持つ子供が多く、添加物で汚染された食べ物をたくさん身体に取り込んでいます。我が子もひどくはありませんがアレルギーはあります。 子供達に食べてもらいたいお菓子としての思いがこもった「ビスケット」です。 嬉しいことに、我家の子供達はかなりこのビスケット気に入ってくれました。 今年は干しりんごをそれ程たくさんは作っていないので(テスト的に作っただけで)、途中で無くなってしまいそうです。 来シーズンは干しりんご作りもたっぷりしなければ・・・。 お気に入りを見つける
2006.06.11 (Sun)
昨日はOさん宅におじゃました。
最近親しくなったOさんは土で作る人。そしてOさんのダンナさんはガラスで作る人。 お二人の作品を見せてもらいに出掛けました。 Oさんの焼き物。 色とか形とか装飾の柄とか、作品の作り出す空気感とか、かなり私の「お気に入り」の感覚を刺激する。 「わ〜。これ!!!」という「ぴったり感」なモノは今回は箸置き。 これ、かなりイイ感じ。お気に入りに仲間入り。 帰宅後、夫のコメント「これすごいamu好きな感じだね〜。」 はい。ぴったりんこ。 そしてプレゼント用に中くらいのサイズのお鉢。薄い、落ち着いた水色がきれいです。 でも、水色はファンシーではなくて、「かわいさを含んだシック」な感じ。 自宅用に使いたい気もするが、今回はプレゼント。 そしてダンナさんのガラス。 何気なく手に取ったピッチャー。 「お。むむむ。いい感じ。」 サイズ、重量感、口の部分の流れる曲線。 さて、水のキレはいかがか?水を切らせてもらったらなかなかイイ。 同じ形のものが4つ程並んでいて、一番気持ちにフィットしたモノで再度水を切らせてもらったら、パスッと水が切れる。漏れない。すばらしい!! この「水の切れ」なのだが、以前ある陶芸家が「急須の水が回るのは作品の良し悪しに関係ない。水は回ってしまうものだ。」というような事を言っておられて、私は心の中で反発した。 だって、実際使っていてテーブルの上がビチャビチャになるなんて嫌だもん。 形の美しさを取るか、水の切れという機能性を取るか。 もちろん両方取りたいのです。形が美しく、機能的にも美しい。 使う方からの要求であるのだが、作る方にしてみれば、この水の切れって難しいポイントなんだろうな〜。 しかし、今日のミルクピッチャーはすんばらしく、バッチリ!! 夜コーヒーを入れて、ミルクピッチャーから何度も牛乳を注ぎ入れ、満足。満足。ふふふのふ。 見る程にぐいぐいと気に入って行く。 何度も何度も使いたくなる。 今まで、ミルクピッチャーは何度か買っているのです。だけど、どうもピッタリなモノに出会えなかったのです。 このミルクピッチャーが割れない限り、当分ミルクピッチャーは買わないだろうな。 ということで、かなり思い入れがグイッ!!と入ったお気に入りと出会えることが出来ました。Oさんありがとう。 |