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お菓子屋A-miu日々のこと飛騨の山の中で、子育てしながらお菓子を焼く日々。
春祭り
2008.04.29 (Tue)
昨日は地元の地区のお祭りでした。
朝8時に男衆は公民館に集合し、朝の鐘打ちと踊りをしてから始まりの儀式が行われます。そして朝9時頃から気付けにガンガンお酒をつがれてお祭りの始まりです。 その後、集落内ののどかな田舎道を行列して(途中でも家々でお酒が振る舞われ)10時過ぎに我が家の前を通過する頃には 皆様すっかり出来上がっています。 一番先頭を歩くのは獅子を舞う中学生の男の子達。女獅子(獅子に男女の区別があっただなんて初耳でした)を舞うので黒い男着物に赤の兵児帯で、少年達なんともかわいいのです。 行列が練り歩いて神社へ行き、その後神様を乗せた御神輿を担いで御旅所に行くまでにお弁当を作ります。お祭りなのでお重に詰めて御旅所に向います。 御旅所は集落の高台にあり、桜が満開を超えた所でした。天気が良くて乗鞍をバックに花吹雪。お花見弁当となりました。 お弁当を食べながら、もちろんお神酒が振る舞われ、みなさんどんどんお酒がすすみ・・・酔っぱらいの集合体が神様に楽しんでもらおうと、輪になって鐘をたたいて踊ります。歌います。 そこにまた、はらはらと花びらが舞い、なんとも美しい光景。 男衆が輪になって踊る上座では神様に捧げものをして雅楽を奏でながら稚児(女の子)達が舞います。2〜3年後には我が子もあの場で稚児役をするのか・・・と思いながら四人舞と上級生の浦安という舞を見物しました。風が心地よい具合に吹き、稚児の衣装が軽やかに舞い花びらも舞い、神様も喜びそうな美しさ。 この後、男の子達の獅子舞なのですが(写真取り忘れました)、これが見事。男の子が女舞いをするわけで、獅子のかぶりものがなければきっと照れてしまうことでしょう。順番に何人かが舞います。普通の獅子踊りは軽快に勇ましいですがこの女獅子舞いは獅子の強さを秘めつつ、静かな女舞いです。 普段、道であっても挨拶もしにくいお年頃の少年達がこうやって大人達に見守られて稽古し、地域のみんなに成長を喜ばれお祭りの場でその成長をお披露目する様子は感動的でした。 飛騨地方は随分お祭り等の風習が濃く残っている地域だと思うのですが、その中でも私が住んでいる地区はかなり地元意識が強く大切に祭りが残っています。これからどんどん子供の数が減り、地域の人口は減りお祭りを続けて行く事も簡単ではなくなってくると思います。 でも、続いて行ってくれるといいなあ。子供達がこのお祭りを通して地域や大人と交わって行くのが楽しみです。 さて、お祭りが終わって一斉に田植えが始まるわけですが・・・今朝は霜が下りました。この辺り、朝晩はまだまだ寒いのです。 COMMENT
日曜日に通りかかったら、のぼりが出ていたので「お祭り?」と思ってました。
春と秋の高山祭りとはまた別の、その土地の人だけの、氏神様のお祭り。 そういった習慣・文化が色濃く残っているのはいいですね。 大切に守っていって欲しいです。 それよりもお弁当が美味しそう!! 絵になる美しさ!
| | 2008/04/29 9:06 PM |
コメントくださったのはどなた?でしょうか。
通りかかる人は・・・あの人か、あの人か・・・? 周辺地区で次々とお祭りが始まりました。 トラックバックして下さった、久々野観光協会の方のブログでは 久須母地区の甘酒祭りが紹介されていました。 そちらもおもしろそう。すぐ近くの地区なのに それぞれが違うのがまたおもしろいですね〜。
| amu | 2008/04/30 5:49 PM |
あれ?
名無しでしたね。 ↑上のコメントは私でした。 失礼しました〜。
| nao | 2008/05/01 10:01 PM |
naoちゃん
やっぱ、naoちゃんだったのね。 文面でなんとなく・・・naoちゃんまた 例のプライベートスポットにでも お出かけだったのかしら?と思ったり・・・。 お祭り、来年は一緒にお花見弁当しましょう。
| amu | 2008/05/02 8:48 AM |
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連休中は良いお天気が続きそう。
昨日は祭り日和でした。
| ひだ桃源郷くぐの | 2008/04/30 10:25 AM |
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